日本世論調査協会研究会開催のお知らせ
平成24年8月
公益財団法人日本世論調査協会
調査研究委員会
日本世論調査協会調査研究委員会では今年度より、調査研究活動の一環として秋の研究大会とは別に、研究会を開催しております。このたび第2回研究会を「討論型世論調査(DP)を考える」として開催いたします。

※会員以外の方のご参加も受け付けております。
参加ご希望の方は、事前にメール等で事務局までご連絡下さい。
平成24年度第2回研究会
「討論型世論調査(DP)を考える」
問題提起  菅原 琢(東京大学特任准教授)
 通常の世論調査は、事前情報なしに多岐の分野での意見をとるため、知識・関心が十分でなく、「思いつき」の意見にならざるをえない、という批判があります。

 最近、資料読解・会場討論を経て意見の変化を測る「討論型世論調査(Deliverative Poll=DP)」が、より個人の意思を反映しているという考えが提示され、国内でも行われるようになってきました。
 特にわが国では福島原発事故後のエネルギー政策見直しのため、「エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査」が、政府による「国民的議論」の一環として7〜8月に実施されています。

 しかしDPは、討論参加者の代表性、提供資料や議論進行の公平性、結果評価の仕方や利用の方向性など、さまざまな課題を抱えています。通常の世論調査とは質的に異なるこの調査手法について、この機会に理解を深めておきたいと考えております。

 世論・政治分析を専門とする菅原琢会員(東京大学)に問題提起をして頂き、会員の皆様と意見交換の場としたいと思います。
※質疑・懇談の時間を十分に取っております。ご参加の皆様から積極的なご意見を頂ければと存じます。
日 時
平成24年9月20日(木)
 午後4時開始
  (午後6時ごろ終了予定)
場 所
NHK放送博物館 地階会議室(Map)

 東京都港区愛宕2−1−1
(地下鉄日比谷線神谷町駅3番出口徒歩8分・三田線御成門駅A5出口徒歩10分)

※放送博物館正面入り口より入り、売店奥のエレベーターで地階へお降り下さい。
参加定員
40名

※会員以外の方のご参加も受け付けております。参加ご希望の方は、事前にメール等で事務局までご連絡下さい。

※ご希望者数が定員を上回った場合は、受け付けを締め切らせていただくことがあります。


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